白雨の騎士
「…まさかシドがアリス様の側近とはね。だいぶ気に入られてるじゃないか。」
「…そんなんじゃないさ。」
浮かない顔をしていると、ルイがシドの顔を覗き込んだ。
「…なんだ?自信ないのか?」
「…いや、そう言う訳じゃ…」
なんとなく言葉に詰まった。
もう明日からはアリス様の側近としてお側で支える事になる。
そして来週には建国記念日のパレードが行われる。
シドはパンっと両手で頬を軽く叩くと部屋を後にした。