偽物の恋をきみにあげる【完】

窓から見える月はとても明るく優しい。

まるできみの笑顔のように。

今すぐきみに会いたくてたまらなくなった。

きみに触れたくて眠れそうにもない。

きみはぼくの世界を照らす月。

月に手が届けばいいのに。

今夜の月は特別に綺麗だね。

だからぼくは、きみに会いに行くよ。

どうか早く、ぼくを見つけて。

そして、世界が終わるその瞬間まで、ぼくを明るく照らしてほしい。

ぼくはきみを好きで仕方ないんだ。

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