偽物の恋をきみにあげる【完】
大雅とのセックスは本当に気持ちいい。

カラダの相性がいいのか、それとも彼が上手なのか、わからないけれどとにかく気持ちいい。

私は25歳にもなって、セックス中にイッたことが数えるほどしかなかった。

最初は相手のテクニックの問題だと思っていたけれど、誰としても駄目だった。

本当に数える程度のイッた記憶は、全部ある程度酔っていた時だ。

だから、私はきっと、人よりも理性が強過ぎて、動物的な快楽に集中できないのだ……などと勝手に解釈して、すっかり諦めていた。

けれど、その理性が強過ぎる説は、大雅によってあっさり否定されてしまった。

彼とのセックスは、気持ちよすぎる。

「……んんっ…………あっあっ、ダメッ、あっ」

大雅の大きなモノが、私の最奥を何度も何度も突いた。

「……はあっ…はあ…瑠奈……イきそうなの……?」

「……ああっ、ダメッ……大雅っ……大雅っ」

私は夢中で、彼にしがみつく。

「……あーもう、お前すげー可愛い……」

「………んんんんんんっ!!」

大雅にねっとりと唇を奪われて、私はあっという間に絶頂を迎えてしまった。


……make loveなんて言葉、誰が言い出したのだろう。

愛なんかなくても、大雅となら私はイケる。
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