偽物の恋をきみにあげる【完】
でも、もしかしたら本当に、喜多野課長がコタローくんなのかもしれない。
そんなあり得ないことを真面目に考えてしまったのは、コタローくんが火曜、水曜と立て続けに、夜11時の連絡をくれなかったからだ。
こちらからDMを送っても既読がつかないし、サイトに出入りしている様子もない。
私達の繋がりはメールとムーンリバーだけだから、初日はものすごく不安になった。
けれど、次の日の朝に
『ほんとにすいません! 寝落ちしてしまいました(T_T) 』
翌朝も、
『わー、2日連続すいませんっ!!』
というお詫びメールを送ってくれたので、私はすぐに安心できた。
そして安心ついでに、おかしな可能性を考えてしまったのだ。
寝落ち……コタローくんは今、疲れて寝落ちするほど忙しいということ?
……また喜多野課長と同じだ。
名前似てるし口調も物腰も似ているし、眼鏡をかけているし、今忙しいし。
一致し過ぎ。
やっぱり、コタローくんは喜多野課長なのではないだろうか。
でも……もしそうだとしたら、私は喜多野課長とお付き合いをしているということ?
あんなに素敵な人と、私が?
あまりにも不釣り合い過ぎて笑えた。
そんなあり得ないことを真面目に考えてしまったのは、コタローくんが火曜、水曜と立て続けに、夜11時の連絡をくれなかったからだ。
こちらからDMを送っても既読がつかないし、サイトに出入りしている様子もない。
私達の繋がりはメールとムーンリバーだけだから、初日はものすごく不安になった。
けれど、次の日の朝に
『ほんとにすいません! 寝落ちしてしまいました(T_T) 』
翌朝も、
『わー、2日連続すいませんっ!!』
というお詫びメールを送ってくれたので、私はすぐに安心できた。
そして安心ついでに、おかしな可能性を考えてしまったのだ。
寝落ち……コタローくんは今、疲れて寝落ちするほど忙しいということ?
……また喜多野課長と同じだ。
名前似てるし口調も物腰も似ているし、眼鏡をかけているし、今忙しいし。
一致し過ぎ。
やっぱり、コタローくんは喜多野課長なのではないだろうか。
でも……もしそうだとしたら、私は喜多野課長とお付き合いをしているということ?
あんなに素敵な人と、私が?
あまりにも不釣り合い過ぎて笑えた。