この恋の終わりは
『ご迷惑じゃなければ。
何か作って持って行きましょうか?』


そう返信をした。
するとまたすぐに既読がついて


『まじで!?
嬉しい楽しみにしてる!!』


文面から
喜んでいる顔が想像出来て
クスッと笑みが零れた。


「よし…。作ろう。」


このメッセージで
やる気マックスになった私は
急いで準備に取り掛かった。



1時間半で
主食からデザートまで
数品つまめるものを作り終えて
着替えてメイクを直して
小川さんが来てくれるのを待った。


~~♪♪


ちょうど支度が終わったところで
着信を知らせる音楽が鳴った。


「もしもし」


『着いたから降りて来てくれる?』


「はい、今行きますね。」
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