この恋の終わりは
悔しいのか悲しいのか、
自分のバカさ加減に呆れているのか
どの感情なのか分からないけど、
抑えも虚しく涙が頬を伝った。
テーブルに
シミを作っていく様子を
ただただ見つめていると
頭にポンポンと
優しくて温かい手が乗せられた。
「美羽ちゃんは悪くないよ。
悪いのは全部広翔だ。
それと、俺も。
もっとちゃんと止めておくべきだった。」
池上さんの言葉は、
私を慰めるように出た
その場限りのものではなくて、
本当に心からそう思っているような
言い方だった。
「そ、んな…、
私がいけないんです。
最初に彼女がいるかどうかも
確認しないで、浮かれて…。」
自分で言ってて
つくづくバカだなと思い始めた。