溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
アシスタント旋風
なんの変哲もない。

いい意味でノーリスクな毎日がページをめくるように、サラサラと過ぎていった。

慶太との交際もことのほか順調で、仕事は変わらず忙しいけど、東雲さんとも会社のみの接触で済んでる。

そして、もうすぐバレンタイン。

手作りか、既製品か、、、

平日で昼間は会えないし、夜は慶太が仕事。

お店に行って渡すしかないのが少々味気ない。

「楢岡さん、急で悪いんだけど14日の出張の手配お願いしていい?」

「わかりました。」

「これスケジュールね。」

「はい。すぐに手配します。」

バレンタインに浮かれてる場合じゃないな。

当日残業しないようにしないと。

「あ、それから近々アシスタント雇うことにしたから。」

「そうですか」

「うん。仕事量多くて大変でしょ?だから、これからは事務に専念して欲しいと思ってね。」

「それって、、、つまり、」

「そういうこと。その方がいいんじゃないかと。」






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