溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
砂のように指の間からサーッと滑り落ちていった時間。

東雲さんを拒否して、慶太と別れて、残ったのは二人に対する罪悪感だけ。

慶太は別れる前と同じように接してくれてる。

東雲さんも仕事上ではなんら問題なくやり過ごしてる。

望んだ結末だった。

自分の気持ちに素直になったつもりでいた。


スカスカで空っぽな心

突き出されたのは遅すぎた答え

何もかもが手遅れ。

どこにもいけない。

その場で散ってなくなるだけ、、、

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