溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
取りあえず、夜風に当たりたいから歩こう

駅までは5分もないし。

「電車で帰るので、ここで失礼します。」

「なんか、、、」

「はい?」

「いや、なんでもない。じゃあ、気をつけて」

「お疲れ様でした。」

東雲さんと別れて駅へと足を向けた

なんか言いたげだったけど、なんだったんだろう


この日見た空は満点の星で埋め尽くされていた

都会では珍しい

こんなこともあるんだと、しばらく見上げていた。


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