溺れろ、乱れろ、そして欲しがれ
東雲 岳の本音
相変わらずの忙しさの中、ひとつだけ気になることがある。


それは、桜木エージェントと東雲さんの繋がり

あれから自分なりに色々調べては見たけど、表向きの接点は何もない。

年齢も離れてるし、同じ学校だった線も皆無。

仕事上の関わりも今回が初めてっぽいし。

となると、プライベートでどこか繋がってるのかもしれない。

ただ、そのプライベートは謎だらけ。

棚橋さんなら何か知ってるだろうけど、そんなこと聞けるわけもなく、、、

悶々と気になる日々を過ごすだけ。

ダメだぁ。

考えるの止めよう。

別に今のところ仕事に何の支障もきたしてない。

コーヒーでも飲んでひと息つくかな。

ついでにみんなにも。

「みなさん、コーヒーでひと息どうぞー。」

各デスクに回ってコーヒーを置いていく

「ありがとー」

「じゃあ、少し休むかなー」

なんて、みんなと対照的にぶっきらぼうに、どーも、とだけ呟く東雲さん。

本当、この人はいつまでも分厚いシェルターの中

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