そろそろ鬱陶しいから好きになってやる



この時、私は初めてこの人を怖いと思った。

何故か?
何となく雰囲気というか目が合った。


とりあえず、この人は危険視しとかないと。



「紗倉、副担任の葦埜先生だ。」



こいつが…副担任とは、
私まじで今年は、運がついてない。


どうしようレベルだ。


そういえば、今年厄年だったっけ。



「よろしくお願いします、数学科の葦埜です。」



しかもよりによってこいつが数学の担当とは、
本当に今年何ごとレベルだ。



「葦埜先生、こいつは数学嫌いだから扱いてやってください。」


「…ほぉ、数学が嫌いと。」



まじで、何だこの先生
私無理だわ。



「…」



分かる、私には分かる。
この先生は私とはかなり相性が悪い。



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