もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜


「ううん、さっき初めて話して……」
「じゃあ……先輩たち、唯香に絡まないでもらえますか?」



本当のことを話せば、早速健斗は大胆な発言をした。

その言葉に、私だけでなく先輩ふたりも驚いた表情に変わる。



「は?お前こそ何様のつもりで…」

ようやく先輩が言葉の意味を理解し、健斗に言い返そうとしたら。

今度は健斗に肩を抱き寄せられて。


「この際はっきり言いますけど、唯香は俺の女なんで、手を出さないでもらえますか?」


ぐっと縮まる距離に、ドキドキと胸が高鳴ってしまう。

さらには肩に手をまわされているため、健斗の大きな手が私に触れていた。

それだけでも恥ずかしくなるというのに、健斗は今私のことを……。


『俺の女』だって、言ったよね?

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