もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜



私が困っているから、助けてくれているのだということはわかっている。

だけど、嘘でもそう言ってくれたことが嬉しくて、頬が緩みそうになるのを必死で抑えた。



「は?お前、でまかせ言うなよ」
「そうだ、もし付き合ってたら3年にも伝わるだろ?」


それでも先輩たちは信じるはずもなく。

「じゃあ、ここで唯香にキスでもすれば先輩は信じて引き下がってくれますか?」


さらには健斗も折れようとしなかった。


それに、今健斗はなんて……!?
き、き、キスって、言わなかった!?



バッと健斗を見上げるけれど、彼はまったく表情を変えていない様子。

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