思いは海の底に沈む【完】
何とか涙を拭いて柊さんの家に着くとだんが勢いよく飛び出してきた
『ただいま~、だん』
「…ただいまってここは私の家ですよ」
『そうだった。そうだ、だんと柊さんのお陰で動物番組のレギュラー出演が決まったんだ』
「何故私もですか」
『へへっ。乙羽さんとの約束だから内緒』
「…またお嬢様は良からぬ事を」
『そんなに良からないから安心してよ』
「ずっとここに居て良いんですよ」
『…』
何を?
あ、だんの事かと瞬時に理解した
『あ、ごめんね。だんの面倒見てくれて。俺もペット可のマンション探してていっそのこと家買っちゃおうかなーなんて』
「…そ、そうですか。ですが仕事が忙しいからだんを寂しくさせるのでは?」
『!そーかー…だんに寂しい思いをさせちゃうね』
「だから!たまには泊まりに来ても…ほら、だんが病気になったときとか助けが必要じゃないですか」
…?
あ、この人…。
『柊さんも一緒に住みたいよね!ごめんね、柊さんを仲間外れにしちゃって』
「は?ちがっ…」
『大丈夫!俺も緑川さんに頼んでみるね!!』
「ですから何を…」
さっきから狼狽えてる柊さん可愛すぎ
ふふ、もうちょいからかってたいな
『ただいま~、だん』
「…ただいまってここは私の家ですよ」
『そうだった。そうだ、だんと柊さんのお陰で動物番組のレギュラー出演が決まったんだ』
「何故私もですか」
『へへっ。乙羽さんとの約束だから内緒』
「…またお嬢様は良からぬ事を」
『そんなに良からないから安心してよ』
「ずっとここに居て良いんですよ」
『…』
何を?
あ、だんの事かと瞬時に理解した
『あ、ごめんね。だんの面倒見てくれて。俺もペット可のマンション探してていっそのこと家買っちゃおうかなーなんて』
「…そ、そうですか。ですが仕事が忙しいからだんを寂しくさせるのでは?」
『!そーかー…だんに寂しい思いをさせちゃうね』
「だから!たまには泊まりに来ても…ほら、だんが病気になったときとか助けが必要じゃないですか」
…?
あ、この人…。
『柊さんも一緒に住みたいよね!ごめんね、柊さんを仲間外れにしちゃって』
「は?ちがっ…」
『大丈夫!俺も緑川さんに頼んでみるね!!』
「ですから何を…」
さっきから狼狽えてる柊さん可愛すぎ
ふふ、もうちょいからかってたいな