思いは海の底に沈む【完】
しばらく塞ぎこんでいた






「湊~?入るわよ」

『…』



俺は布団をすっぽり被って閉ざしていたがだんが暖かいからか入ってきた


緑川さんがドアを開けたから入ってこれたらしい



撫でると喉をゴロゴロ鳴らす





「湊。大変申し訳ないのだけど客人が来てるのよ。出られない?」

『…ごめんなさい。体調を崩してるのでまた今度』

「それが何日も来てるのよね。ホント五月蝿くて…」

『…』





仕方なく外に出ると待っていたのは美羽さんだった

深くお辞儀をしている




『頭をあげてください。こちらこそすみませんでした』

「…本当にごめんなさい」

『いいえ。あなたは巻き込まれたんですよ。責めたっていいんです』

「でも…」

『今日の所はお引き取り願えませんか?』

「わかった。でもその前に話してもいい?聞いてるだけ…。いや、そこにいるだけでいいから」

『…』





黙っていると肯定だと取ったらしく口を開いた


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