思いは海の底に沈む【完】






_数年後







「ママ~。礼王が海彩のおもちゃとったー」

「海彩のものは俺のものだ!」

「ふぁ~ぁ。ママ、今日のご飯はハンバーグつくろ?」

『もー。お願いだから仲良くして!陽向は海彩のお兄ちゃんなんだから助けてあげてよ。
礼王は海彩に意地悪しないの。
好きな女の子には優しくしないと、ね?』

「お、俺好きじゃないもん!!」






あっはは…。完全に惚れてるな。

俺はあれから柊さんとスピード婚をして、子供を二人授かった

同じタイミングで乙羽さんも子供を授かった



礼王は乙羽さんと蓮さんの子供で陽向と同学年だ

陽向はマイペースな子で3人でいてものんびりしてる
手先がものすごく器用でお菓子作りやりたいって言うんだよね

礼王は海彩が好きみたいで海彩にいたずらばっかりしてる
でも、幼稚園ではリーダー格らしい
礼王のそれは親譲りなんだね

海彩は真面目な子であんまり自分を出さない子で、どっちかって言うと柊さんに似てる
でも礼王には露骨に嫌がってる





俺はあれから専業主婦をやっていた

乙羽さんは仕事が忙しいからほとんど俺に預けていて3人はいつも一緒だ
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