思いは海の底に沈む【完】
!!驚いた。寝ぼけてるのか
「湊、帰したくない。このまま一緒に…」
『太一。わがまま言わないの。俺、帰らなきゃ』
まったく。寝惚けてて女の子の夢でも見てるのかと最初は思った
太股を這い回る手
美代子さんのそれと同じで気持ち悪い感触
『…やめろ。触るな』
「湊…。湊…。」
首筋に顔を埋められる
心拍数が上がり体が固まってしまった
くそ、力強くて思うように振り払えない
いやだ…。いやだ…。気持ち悪い…。
やだ。こんなところで…。
気持ち悪いっ
「湊、帰したくない。このまま一緒に…」
『太一。わがまま言わないの。俺、帰らなきゃ』
まったく。寝惚けてて女の子の夢でも見てるのかと最初は思った
太股を這い回る手
美代子さんのそれと同じで気持ち悪い感触
『…やめろ。触るな』
「湊…。湊…。」
首筋に顔を埋められる
心拍数が上がり体が固まってしまった
くそ、力強くて思うように振り払えない
いやだ…。いやだ…。気持ち悪い…。
やだ。こんなところで…。
気持ち悪いっ