狼を甘くするためのレシピ〜*
また会おうか決めかねているということは、径生に心を惹かれているということなのか?
ゾッとする心の動揺を悟られないように、店の外に目を向けている蘭々を見つめた。
その美しい横顔に、痕跡がないかと探しながら……。
視線に気づいた蘭々が「ん?」と微笑む。
「髪切ったのか?」
「よくわかったわね。正解。これウィッグ」
蘭々はクスッと笑いながら、後頭部でまとめて下ろしているように見える長い髪を指先で揺らした。
「さっきの話だけど、その友達は、その男と、もう会う気はないんだよな?」
「ん? ええ。今のところはそうみたいよ」
「忘れるように言ってやれ。もう二度と会わないほうがいい」
「え? どうしてそう思うの?」
「正体を突き止められたら困るだろう? それに危険すぎる」
ゾッとする心の動揺を悟られないように、店の外に目を向けている蘭々を見つめた。
その美しい横顔に、痕跡がないかと探しながら……。
視線に気づいた蘭々が「ん?」と微笑む。
「髪切ったのか?」
「よくわかったわね。正解。これウィッグ」
蘭々はクスッと笑いながら、後頭部でまとめて下ろしているように見える長い髪を指先で揺らした。
「さっきの話だけど、その友達は、その男と、もう会う気はないんだよな?」
「ん? ええ。今のところはそうみたいよ」
「忘れるように言ってやれ。もう二度と会わないほうがいい」
「え? どうしてそう思うの?」
「正体を突き止められたら困るだろう? それに危険すぎる」