グリーンピアト物語~地底の皇女と地上の皇子~
グリーンピアトでは。
マロンディス達が地底に行ってから半年後に、ディアンナは死刑になった。
そのことはまだ、マロンディス達には知らされていない。
知らせる事もないだろうと、ティミスが言ったのだ。
ティミスとジュリアルも、穏やかな時間を過ごしている。
アディールは20歳になり成人を迎えた。
ボジェット学園大学部に進み、地底について研究しているそうだ。
大人っぽく、爽やかな青年になったアディールは顔の輪郭はジュリアル譲りで、目と鼻の形はティミスと似ている。
雰囲気は俺様のように見え、言葉遣いも相変わらず荒い方であるが、父ちゃん母ちゃんとは呼ばなくなった。
女性にはかなり好感度が高く、モテているアディール。
年に一度、学校の長期休暇を利用して地底に遊びにいっているアディール。
地底の存在は誰にも話してはいないが、地底と地上がちゃんと繋がっている事は事実である。
部屋の窓から外を見ているアディール。
ふと、空を見上げるアディール。
「空の上って、やっぱり天国なのか? 」
渋い大人の声になったアディール。
マロンディス達が地底に行ってから、アディールは何故が空の上が気になっているようだ。
空の上は天国と言われるが、実際どうなのか・・・?
今日もグリーンピアトの空は優しい太陽が、キラキラしている。