幸福論
適当に料理を頼み、
とりあえずの乾杯をする。
新藤さんのグラスに自分のグラスを
当てることも戸惑ってしまって。
普通に食事を楽しみたいのに
目の前の彼女が気になってそれどころやない。
こんな突然訪れた、
彼女との仕事以外での関わりを
あれだけ願っていたはずやのに
俺がここにいてもいいんかな、とか
俺がいたら気分悪くせんかな、とか
いらんことばっかり考えてしまう。
目の前にいる、仕事モードやない彼女は
いつにも増して綺麗で。
鎖骨あたりに光るネックレスが
ますます彼女を輝かせてるなぁなんて
気持ち悪いことも頭をよぎる。
「そういや斗くんとまこは仕事順調?」
いらん考えが頭をぐるぐる回ってる時に
突然話を振られた。
「あーうん。もうすぐ撮影にも入るし.....」
「そろそろ佳境に入るってところかな。」
淡々と答える新藤さんと目が合った。
とりあえずの乾杯をする。
新藤さんのグラスに自分のグラスを
当てることも戸惑ってしまって。
普通に食事を楽しみたいのに
目の前の彼女が気になってそれどころやない。
こんな突然訪れた、
彼女との仕事以外での関わりを
あれだけ願っていたはずやのに
俺がここにいてもいいんかな、とか
俺がいたら気分悪くせんかな、とか
いらんことばっかり考えてしまう。
目の前にいる、仕事モードやない彼女は
いつにも増して綺麗で。
鎖骨あたりに光るネックレスが
ますます彼女を輝かせてるなぁなんて
気持ち悪いことも頭をよぎる。
「そういや斗くんとまこは仕事順調?」
いらん考えが頭をぐるぐる回ってる時に
突然話を振られた。
「あーうん。もうすぐ撮影にも入るし.....」
「そろそろ佳境に入るってところかな。」
淡々と答える新藤さんと目が合った。