アイコトバ

翌日

朝起きて旬にメールを送った。

すぐに返事が来る

“「おはよ、柚瑠!来てもいい?」”

“「うん、いいよ」“

ブォン!!!!!(バイク音)

やっぱり早い!いつもの事だけど.....

「おはよ!とりあえず乗って!海行こ!」

「おはよ!海!?うんわかった。」

言われるがままにバイクに跨り、旬の腰に手をまわす。

温もりを感じて自然と涙が溢れた。


旬が好きなんだな

でももうそんな事言えない。
心にしまうんだ。


30分ほどしてビーチについた。

朝が早いこともあって誰もいない

緊張と不安で旬を見れない

ベンチに腰をおろして海を眺める旬

沈黙が続いた





「..........旬?......話って何?」

そわそわして私が先に話を切り出した。


「.....ぁあ、ごめん、ずっと考えててさ柚瑠の事。俺直接柚瑠から話を聞いたわけでもなくてさ。軽蔑の目で見ちゃって。別れようって言ってしまった。」

「うん、わかってるよ?」

「バカだった。今更かもしれないけど、ちゃんと柚瑠と向き合っていきたい。やり直せないですか?」

今までの人とは違う。今の私を見ようとしてくれているんだって言う気持ちが嬉しくて

「......うん」

と言ったんだ。

よりを戻すの早いよねw

旬といると気を使わないし、全てさらけ出せる気がしたから。

信じてみようって思えた。

「柚瑠、今日からまたよろしくお願いします!」

「よろしくね」

少しずつでいいから、私を知ってもらおう。

そして私も旬を理解していこう。

自然とお互いがそう思っていたのだと


この時はそう思っていた。

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