INFATUATOシンドローム 2
てかてか!!!私!寝てちゃ!ダメだよね!!?
璃夢「ネックレス!!!」
忘れていたわけではないのだ。決してそうではない!!
私は布団をめくって急いでベッドから降りた。そして部屋から出ようとした
大翔「ストップ!!」
だけど、大翔さんに腕を掴まれ部屋を出るのを止められてしまった
璃夢「なんですか!!?」
大翔「お前その格好で出るのは不味いだろ!?」
そんな格好ってどんな格好ですか!?
そう思って自分の格好を見ると、ダボダボのスエットに何故かズボンは履いていなかった
あれ?可笑しいな。お風呂上がった時はちゃんと履いてたんだけどな…?
大翔「ジャージ多分もう乾いてるはずだし着替えろよ。オイ大和」
大和「…………。」
大翔「大和?」
大和「……すぅ…」
寝てる!?寝るの早くない!?さっきまで起きてたじゃん!
寝付きいいんだねと納得していると
大翔「狸寝入りすんな」
バシッ!
いきなりベッドに近づいたと思ったらそう言って大和さんの頭を叩いた
たぬきねいり?
《☆狸寝入りとは 都合の悪い時に寝たふりをすることだよ☆》
都合の悪い時?
大翔「お前、ジャージどうしたんだよ」
大和「……洗濯機の中かなぁ〜?ははっ」
大翔「……………。」
バシッ!!
大和「いって!!」
すると大翔さんは無言で大和さんの頭を叩き、洗濯機の方に歩いていった
あちゃー、さっきよりも強く叩いたよね絶対。いい音したもん。