INFATUATOシンドローム 2
璃夢「いいえ。やめません。」
私は月城先輩の目を見てハッキリそう伝えた
私は負けない。いくら月城先輩の方が体格も大きくて、力も強くて、男らしい人が相手だとしても負けない!
だってみんなと一緒にいたいから!
龍虎「……わかった。いつやる」
璃夢「………今から!」
龍虎「今から?」
放課後まで待ってられないよ!それに、放課後だと授業とか受けて疲れて本領発揮出来ないかもしれないし!!
龍虎「………いいだろう。どこでやる」
璃夢「……グラウンド、体育館…うーん…屋上?」
龍虎「……ならば屋上にしよう」
おぉ!屋上!翼の時出来なかったの、ちょっと残念だったんだよね〜!
璃夢「わかりました!移動しましょう!」
そして私たちは屋上に移動しようと教室を出た
ダダダダダダダッ!
すると、何かがコチラに向かってくる気配を感じ、周りを見てみると
璃夢「あっ!」
翼が走ってコチラに向かってきていた
あれ?翼、どうしたのかな?
翼「璃夢っ!!」
璃夢「はい!」
翼「お前っ!」
璃夢「ん?」
ガシッ!
璃夢「なっ」
私の元まで来た翼は、私の肩を掴んで前後に揺さぶった