君等の遺した最後の手紙は。(仮)
正直言うと私は本当に誰とも関わりを持ちたくなかった。
誰かに裏切られたり、誰かを再び失うのが怖くて怖くて堪らなかった。
だからといって「ぼっち」は寂しくて、何度もお姉ちゃんに泣きついた。
辛い時、悲しい時、いつもそばにいてくれたのはお姉ちゃんで、ずっと話を聞いてくれて、明るい捉え方をしてくれるお姉ちゃんが大好きだ。
あんな毒親を持ったからこそ、私達の仲がいいのかもしれない。
多分1人だったら私はもう既に空へ昇っているだろう。
姉妹支えあってこれたから今がある。
虐待の傷跡だってコンプレックスに感じることなく過ごせてきた。