愛しい君を殺したのは誰?
そっか…
君は、きっと…
絵本の中に行ってしまったんだね。
それなら、僕も早くここから出て、君と同じ絵本の世界に行きたいよ…
その時、初めて、本物の王子様とお姫様になれるね。
あのキラキラ綺麗に光って流れる川の浅瀬で、夕日を見つめながら、毎日読んだ絵本の王子様とお姫様に…
本当に…ちょっと長かったよ。
いろんなことがあり過ぎたよ。
でも、時間はかかったけど…
僕のことを、とてつもない恐怖から救い出してくれた優しい君と、これからはずっとずっと一緒にいられるんだね。
本当に…嬉しい。
僕は、涙で真っ赤になった目を開けて、布団に潜り込んだ。
留置場の布団はとても冷たかったけど、僕の心は温かかった。
だって、奏と…僕の両親に、もうすぐ会える。
奏…
僕の大切なお姫様。
愛してるよ…
待っててね。
君は、きっと…
絵本の中に行ってしまったんだね。
それなら、僕も早くここから出て、君と同じ絵本の世界に行きたいよ…
その時、初めて、本物の王子様とお姫様になれるね。
あのキラキラ綺麗に光って流れる川の浅瀬で、夕日を見つめながら、毎日読んだ絵本の王子様とお姫様に…
本当に…ちょっと長かったよ。
いろんなことがあり過ぎたよ。
でも、時間はかかったけど…
僕のことを、とてつもない恐怖から救い出してくれた優しい君と、これからはずっとずっと一緒にいられるんだね。
本当に…嬉しい。
僕は、涙で真っ赤になった目を開けて、布団に潜り込んだ。
留置場の布団はとても冷たかったけど、僕の心は温かかった。
だって、奏と…僕の両親に、もうすぐ会える。
奏…
僕の大切なお姫様。
愛してるよ…
待っててね。


