殺戮合宿〜モンスター〜
☆☆☆

どうにか化け物たちを退治して合宿所に戻って来たあたしたちは、窓という窓すべてに板を打ちつけていた。


増えて来た化け物相手に真っ向勝負を挑むのはフリだった。


だから、こうして化け物たちが合宿所に入って来られないようにするのだ。


「これで大丈夫かな……」


1階の窓はすべて頑丈になった。


2階や3階も気になったけれど、ひとまず休む必要があった。


「窓やドアを蹴破ってこられたらどうする?」


俊和が浅野先生へ向けてそう言った。


「合宿所の電気はすべて付けておくから、入って来られてもすぐに攻撃ができる。そのかわり、自分の身は自分で守れるように武器は常に持っておかないと――」


浅野先生がそこまで言った時、施錠したドアがガタガタと揺れる音がした。


ハッとして息を殺す面々。
< 232 / 258 >

この作品をシェア

pagetop