模擬彼氏
「今日は、大学お休みになさいますか?」

隣で祈子が、ニコニコしている。

「いいの?」

「ええ。こう言う時は、誰にも会わないで、お部屋でゆっくりなさるのも、いいですよ。」

祈子の笑顔がとても優しくて、私はそれに甘える事にした。

「そうね……そうしようかしら。」

「はい。では旦那様と奥様に、体調不良で大学はお休みなさると、伝えて来ますね。」

「うん。」

そして祈子は、部屋を出て行ってしまった。


その後、私はベッドに横になる。

こういう時、誰に相談したらいいんだろう。

佳南さんとか?

でも佳南さん、キスが嫌じゃなかったなんて言ったら、物凄く驚きそう。

そうなったら、相談どころじゃなくなるわ。
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