もののけ会社と甘いキス。
「助けて下さりありがとうございました。
響子様。そして皆様」
深々と正座をしながら頭を下げた。
「美音‼️」
私は、嬉しくて美音のところに駆け寄り
思いっきり抱き締めた。
「ちょっ……響!?」
急に抱き付いたから美音は、驚いていたが。
でも、抱き締め返してくれた。
「ごめん。私が不甲斐ないばかりに。
響。怪我はない?」
「ううん、大丈夫。美音こそ
ごめんね。私のこと
心配して駆け付けてくれたのに」
美音は、私のことを心配して
駆け付けてくれたのに
逆に酷い目に遭わせてしまった。
これは、私の責任だ。
私が、もっとしっかりしていたら
こんな大事にならなかった……。