もののけ会社と甘いキス。

急に抱き締めてくる社長に驚いてしまう。
見ると泣きそうな表情だった。

「俺は……お前を母親のようにさせない。
愛する女は、1人で十分だ!」

初めて社長の口から
私の気持ちを伝えてくれた。

愛する女って私のことだよね……?

「社長。そ、それって……」

心臓がドキドキと高鳴った。
しかし、その時だった。

「おめでとう。
やっと無事に封印が解けたようだね」

拍手をしながら会長が姿を現した。

か、会長!?

「キャアッ!?」

私は、恥ずかしさで悲鳴をあげると
社長は、すぐさま私を庇うように隠してくれた。

「何しに来たんだ!?親父」

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