もののけ会社と甘いキス。

「親父……?」

「では、私も色々と忙しいんでね。
目的も済んだことだし、また消えるとするさ。
じゃあ……またな蓮。響ちゃんも」

それだけ言うと会長は、消えてしまった。

「あ、あの……」

私は、慌てて止めようとしたが遅かった。

私が記憶が戻ったことや封印が解けたことは、
会長が関係しているようだった。

それに聞きたかったのに……昔のこと。

しゅんと落ち込んでいると
社長は、ハァッ……とため息を吐いた。

「何だよ……それ。まるで
こうなるように仕向けられたみたいじゃねぇーか」

「社長。詳しく話して下さい。
私には、何が何だか分かりません」

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