もののけ会社と甘いキス。

「そう言うな。美麗。
まだ俺の子供を産んでいない。
産んでからでも別に遅くはないだろ?」

「そうですが……」

自分の子供を産ませるのを諦めていない闇野さんと
違い美麗さんは、納得がいかない。

今にも殺したそうだった。

ひぃぃっ!?

どのみち、このままで居たら私は、
この人達に殺されてしまう。

なんとしてでも
助けを呼ばなくちゃあ……。

お願い……美音。

早く……。

するとその時だった。

「静夜様、美麗様。大変です‼️
こちらに乗り込んできました。
九尾一族が率いる妖怪達と月ノ宮一族が‼️」

部下が知らせてきた。

「何だと!?」

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