かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
「ひとつ、颯志さんの代わりに弁明しておくと、瑠莉さんを連れてきて以降、別の女性を連れてくるようなことはありませんでしたよ」

「はぁ……」

さすがに私との結婚を決意した後は、遊んではいないみたいだ。できればこのまま私だけを見ていてほしい、そう願うのみなのだが……。

「まぁ、気にする必要はないと思いますよ。だって、たくさんの女性の中で、結婚を決めたのは瑠莉さん、あなただけなんですから」

拓真さんの言葉に、心痛がわずかに和らぐ。

でも、颯志くんが経験豊富な男性であることは確かだ。そんな百戦錬磨の彼を、満足させなければならない。

今日こそは颯志くんの特別になりたい。

胸元に視線を落として、服の下に身につけているレースがふんだんに散りばめられた黒い下着を思い出し、大丈夫だと自分に言い聞かせる。

抱いてほしいなんて、もしかしたら、自分が安心したいがためのエゴなのかもしれないけれど……。
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