かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
自由の利かない体にもたらされた強引な口づけに、気が触れてしまいそうで。彼が新しい場所を探し出す度に体がびくんと反応してしまう。

ふたりの呼吸が荒く重なり合う。

ここはメインフロアの、ソファの上だっていうのに、颯志くんはもう自身のジャケットを脱ぎ去り、私の服をも脱がしにかかっている。

「颯志くん……待って、こんなところで……」

「これでも随分待ったんだ。あと、一分一秒も待てそうにない」

私のカーディガンを乱暴に剥ぎ取って、背中のチャックを降ろす。

慌てて隠した胸元から、レースの黒い花が覗く。

目にした颯志くんは、わずかに瞳を大きくして意外そうな顔をした。

「かわいらしい振りをして、とんでもない小悪魔だな、瑠莉は」

鎖骨にそっと口づけて、下着のラインに沿って指を這わせる。
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