かりそめ婚!?~俺様御曹司の溺愛が止まりません
耐えきれず、彼の首筋に手を回しその唇を求めた。

私からのキスは、もしかしたら初めてだったかもしれない。

受け止めてくれた彼は、次第にその口づけを深くしながら、息を荒く、激しくしていく。

「瑠莉っ……!」

「……颯志……く……ん……」

口づけが幾度も絡み合って、まるで私の中の全部を味わおうとでもいうように、彼の舌先が口内で暴れまわる。

あらゆる部分を撫でられて、呼吸をするタイミングが見つからない。

はぁ、と大きく胸を膨らませて息をついた瞬間、彼の唇が首筋に吸いついて、今度は逆にソファへ深く沈められてしまう。

「……ぁぁっ……」

あっさりと押し負けて、気がつけば両手に指先を絡められ、ソファへ束縛されていた。
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