歴史オタクの勉強会!!
しょうがない。答えを言うか…。
「答えは磨製石器だよ!」
「磨製石器かぁ…」
二人はそう言いながら、答えを書く。
「二人は縄文時代で何か知ってることある?」
恐る恐る訊いてみると、恐ろしすぎる答えが返ってきた。
「竪穴住居ができて定住生活が始まったことくらいかな」と恋雪。
「縄文時代の人たちは、おしゃれ目的だけじゃなくて魔よけの意味で装飾品を身につけていたってことと、植物で糸を作って編んだ服や、動物の毛皮で作った服を着ていたってことかな」と凪沙。
「……マジか」
俺の呟きを無視して二人は次の問題へ。時代が変わって弥生時代の問題だ。
「弥生時代になると、中国から稲作が伝わったんだっけ?」
恋雪が、初めて歴史のことを課題以外で言った。なんか感動!
「そうなの?弥生時代って卑弥呼しか知らない。……何したかは知らないけど」
凪沙の言葉に、俺の解説魂が燃えるゼ!
「うん、そうだ。稲作が広がり、金属器や弥生土器が作られたんだ!そんで収穫した稲を貯蔵するための高床倉庫や、対立する集落による攻撃に備えて周りに濠を巡らした環濠集落ができたりもしたな!」
「卑弥呼は何をした人だっけ?」
凪沙の問いに、俺はすぐに答える。
「邪馬台国の女王だ。まじないによって政治を行い、中国に使いを送って、皇帝から親魏倭王の称号や金印、多くの銅鏡などを授けられたんだ」
「答えは磨製石器だよ!」
「磨製石器かぁ…」
二人はそう言いながら、答えを書く。
「二人は縄文時代で何か知ってることある?」
恐る恐る訊いてみると、恐ろしすぎる答えが返ってきた。
「竪穴住居ができて定住生活が始まったことくらいかな」と恋雪。
「縄文時代の人たちは、おしゃれ目的だけじゃなくて魔よけの意味で装飾品を身につけていたってことと、植物で糸を作って編んだ服や、動物の毛皮で作った服を着ていたってことかな」と凪沙。
「……マジか」
俺の呟きを無視して二人は次の問題へ。時代が変わって弥生時代の問題だ。
「弥生時代になると、中国から稲作が伝わったんだっけ?」
恋雪が、初めて歴史のことを課題以外で言った。なんか感動!
「そうなの?弥生時代って卑弥呼しか知らない。……何したかは知らないけど」
凪沙の言葉に、俺の解説魂が燃えるゼ!
「うん、そうだ。稲作が広がり、金属器や弥生土器が作られたんだ!そんで収穫した稲を貯蔵するための高床倉庫や、対立する集落による攻撃に備えて周りに濠を巡らした環濠集落ができたりもしたな!」
「卑弥呼は何をした人だっけ?」
凪沙の問いに、俺はすぐに答える。
「邪馬台国の女王だ。まじないによって政治を行い、中国に使いを送って、皇帝から親魏倭王の称号や金印、多くの銅鏡などを授けられたんだ」