ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~



「ひゃぁっ、」

「静かにしろよ」

「だって……」


ダイの冷たい手が直接背中を撫で下ろすから、思わず大きな声が漏れてしまう。



「声出せないようにしてやる」

「んぐっ……」


そしてその後すぐに落とされたのは、とろけるような甘いキス。



「ん、ん……ッ」


ねっとりとした舌で乱暴な位に中を掻き回されるから、息をするので精一杯で頭がおかしくなってくる。

次にパーティードレスのサイドのチャックに手をかけられた。



「ダ、ダイ、ちょっと……」

「ッ、なんだよ」

「ま、待って……」

「待てるわけ、っないだろ……?」



呼吸が荒くなっていく余裕の無いダイが、


下着のホックを上手く外せなくて焦るダイが、



「は、恥ずかしいから、ダイも脱いでよ」





本当に、愛おしいくて仕方なくて──。



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