2度目の忘れられない恋




「荷物まだダンボールの中なんだけど、チャチャっと整理してしまおっか」


「そうだね、」

空さんの隣の部屋に入ると、狭いと言う言葉を使っては行けないほどの広さ。

…家賃がきになるところですが、それはそっとしておきましょう


「あと、しばらくは自分で料理しようとか思うなよ?笑

母さんが作り置きのおかずいっぱい送ってくれてるからさ」


「わぁ…有難い。」

今度、お礼しなくちゃね


「今日の昼飯は出前にしようと思ってんだけど、なんか食べたいものあるか?」


「ん〜…おお好み焼き食べたい。」


「りょーかい」

あ、空さんに連絡しないと…


“こんにちは。
色々とお礼がしたいのでお仕事が終わってからお話しできますか?”

すぐに返事が来て、

“おっけー!8時くらいになると思う”

“分かりました!ありがとうございます”


2日ぶりの空さん。早く会いたいなぁ…


「なーにニヤニヤしてんの?笑
空くんだろ?笑」

「うわっ?!びっくりした…みないでよ!」

来太君のドアップで現実に戻された…





来太君はきっちり3時に帰ってしまった

久しぶりに病室以外のところでご飯を食べて、なんか楽しかったなぁ


しばらくリハビリがわりに部屋の掃除をして、綺麗になった部屋に満足!

もう6時か…
病院じゃなければあっという間に過ぎる1日


前の部屋で無事だったベットとソファはそのまま持ってきていてくれて、

初めての部屋だけどホッとする場所、

座ったら気持ちよくて、久しぶりの感触に眠気が負けた




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