2度目の忘れられない恋
「…こんなに買っていいんですか?」
「俺の家に何もなさすぎることが問題だったからね。
これを機に料理するのもありだし!」
調味料なんかも買い揃えていたら凄い量に…
三影さんは「これもいる?使わなくてもいいから買っとこう」
ってな感じで、凄い太っ腹な方で…
近くのスーパーだったので、歩いて帰る
「重くない?」
「私は全然!!三影さんの方が大分重たいと思うので…」
三影さんは重い袋を2も持ってくれた
「そう?
なんか、本当に顔ちっちゃいね。」
外を出るとき、バレたらまずいからと三影さんにマスクを貰ったんだけど、
顔がほとんど隠れてしまう。
自分で言うのもなんだけど、私の顔は華奢で小さめ
…お父さん、スタイルだけは良かったからなぁ。その遺伝子受け継いでしまっている。
あんまり嬉しくないけど。
「これだけ隠れたら誰だかはわからないでしょ?」
「確かに」