2度目の忘れられない恋


「ん、相変わらず美味しい」

「どうもどうも」

私の作った料理をパクパクと食べてくれる
これが嬉しくて、作ってと言われたら断れない

「で、この間はどうだったの?」

「…どの間?」

「三影くんの家行ったんだろ?
あ、襲われたりしてないだろうな〜?」



「…なんでそうなるわけ。
何にもなかったし、楽器教えてもらってただけ!」

「あそ?なら良いけど〜。
まぁ俺的に彼氏にするなら三影くんより祥吾を推したいけどね」

「祥吾?なんで?」

と言うか、勝手に私が三影さん好きみたいに決められてるし、

「は、みお知らないの?」

「だから、何が?」

本当に何のことだかさっぱり。

「…まぁいずれ分かるよ」

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