2度目の忘れられない恋


手に管をつけながら外を眺めていると、
電話がかかってきた

「あ、祥吾?」

「みお?!大丈夫か?!」

びっくりした…、

「祥吾声でかいよ〜」

「あ、ごめん。
大丈夫か?やっぱ体調悪かったんだよな…」

「うん、でも大丈夫だよ!病院で点滴打ってるからもう治ると思うし

今授業の合間?」

祥吾は昨日から私の不調に気づいてくれていた。流石は幼馴染だね

「うん、昼休み!
病院って、あのいつもの病院か?」

「そうだよ〜」

学校終わったら迎えに行くから、絶対1人で帰んなよ?」

「……いいの?」

「当たり前。あと2時間くらいあるけど、待ってて」

「ありがとう祥吾…」


今日は色んな人に助けてもらったなぁ…。


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