2度目の忘れられない恋


「どう?うまい?」

「うん、すっごい美味しいよ!」

カフェのケーキが想像以上に美味しくて美味しくて。
一緒に来てくれた祥吾に感謝だね

「みお、口についてる」

「え、嘘っ」

口につけるとか子供なの?私、

「どこについてる?」

「ここ」

そういって祥吾が指で取ってくれた
…それだけじゃなくて、

「!?」

そのままペロッとなめてしまう…
その動きだけですごく色っぽい。

…祥吾でもこんなのされたらドキッとしちゃうよ。

「ん?みお耳赤いよ~
もしかして今のドキッとした?」

「…うるさ。」

なんでそんなとこ見てんのさ…
言葉にして言われるとより一層恥ずかしくなっちゃうから言わないで欲しい。

「あー、もうそんなかわいい顔で睨まれても何も怖くないって。
ほら早く食べよ!」

「…ん。」

…可愛いって、今言ったよね?
いつもの祥吾と少し違って、戸惑ってしまう。


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