月夜の砂漠に一つ星煌めく
人間は不思議なもので、側にいてくれる人ができると、心が強くなる。
“もっと、強くなりたい。アリアを守れるようになりたい”と思う気持ちが、剣術の稽古にも、出始めていたんだ。
「さすがですね。」
あの厳しい先生でさえ、俺に拍手を送るようになった。
「やはり環境が変わると、人も変わるのですね。」
もしかして、アリアの事バレてる?
「あっ、いや、その……」
恋人ができた事を言うなんて、なんだか不思議な気分だ。
その前に、恋人をできた事って、そもそも人に言う事なのか?
「どうしました?ジャラール王子。」
「いや、何でもない。」
うん、そうだ。
聞かれるまで、黙っていよう。
「ところで、どちらの国へ行かれるのですか?」
「えっ?」
先生の奇妙な質問に、ハーキムが間に入った。
「何の事ですか?」
「もしかして、まだお聞きになっていないのですか?」
益々分からない質問に、ハーキムは先生を、どこかに連れて行ってしまった。
“もっと、強くなりたい。アリアを守れるようになりたい”と思う気持ちが、剣術の稽古にも、出始めていたんだ。
「さすがですね。」
あの厳しい先生でさえ、俺に拍手を送るようになった。
「やはり環境が変わると、人も変わるのですね。」
もしかして、アリアの事バレてる?
「あっ、いや、その……」
恋人ができた事を言うなんて、なんだか不思議な気分だ。
その前に、恋人をできた事って、そもそも人に言う事なのか?
「どうしました?ジャラール王子。」
「いや、何でもない。」
うん、そうだ。
聞かれるまで、黙っていよう。
「ところで、どちらの国へ行かれるのですか?」
「えっ?」
先生の奇妙な質問に、ハーキムが間に入った。
「何の事ですか?」
「もしかして、まだお聞きになっていないのですか?」
益々分からない質問に、ハーキムは先生を、どこかに連れて行ってしまった。