月夜の砂漠に一つ星煌めく
俺は先生を、ヒヤヒヤさせるだけだった。
「あー!本当に、悩ましい。」
特に剣術なんか、ハーキムに容赦なく、叩かれていたから、生傷が絶えなかった。
そんな時は決まって、庭の花畑で、休憩をしていた。
すると決まって、俺の元に現れる者がいた。
「ふふふ。またハーキムに、しごかれたのですね。」
「ネシャート……」
薬箱を持って来てくれて、いつも俺の傷を、治してくれていた。
俺はその時、13歳。
ネシャートは11歳だったけれど、彼女の美しさは、宮殿中で、噂になっていた。
普通の兄妹であれば、自分の妹が絶世の美少女であっても、それこそ何とも思わないのだろうが。
俺達は引き離されてから、日常的に会う事はできず、それが反って、お互いの心を惹かれさせてしまったんだ。
「いつも、すまない。ネシャート。」
「あら。今日はやけに、素直でいらっしゃる事。」
ネシャートからは、花の匂いがして、その香りは俺の心を、いつもドキドキさせていた。
「あー!本当に、悩ましい。」
特に剣術なんか、ハーキムに容赦なく、叩かれていたから、生傷が絶えなかった。
そんな時は決まって、庭の花畑で、休憩をしていた。
すると決まって、俺の元に現れる者がいた。
「ふふふ。またハーキムに、しごかれたのですね。」
「ネシャート……」
薬箱を持って来てくれて、いつも俺の傷を、治してくれていた。
俺はその時、13歳。
ネシャートは11歳だったけれど、彼女の美しさは、宮殿中で、噂になっていた。
普通の兄妹であれば、自分の妹が絶世の美少女であっても、それこそ何とも思わないのだろうが。
俺達は引き離されてから、日常的に会う事はできず、それが反って、お互いの心を惹かれさせてしまったんだ。
「いつも、すまない。ネシャート。」
「あら。今日はやけに、素直でいらっしゃる事。」
ネシャートからは、花の匂いがして、その香りは俺の心を、いつもドキドキさせていた。