月夜の砂漠に一つ星煌めく
そんな時だ。
ネシャートが、私に水を浴びせてきた。
「うわっ!」
「あはははっ!おにい、ぼーっとしてた!」
急に水を被ったモノだから、鼻や耳に水が入ってきた。
「ジャ……」
慌てた女中など目に入らず、俺はネシャートとの遊びに、夢中になっていた。
「この~ネシャのいたずら好き!」
「あははは!」
ネシャートを追いかけ、後ろから抱き抱えると、元気のいい彼女は、俺の腕の中で、大いに暴れた。
「あっ!止めろってば、ネシャ!」
暴れるネシャートを、水の中に落とすまいと足を踏ん張ると、それがまずかったのか、俺とネシャートで、水の中に転んでしまった。
「ジャラール王子!」
「ネシャート王女!」
それぞれの女中が、水の中に屈んだ。
一番血相を変えていたのは、母上だった。
「ネシャート!ネシャート!!」
自ら水の中に顔を入れ、ネシャートを水の中から、抱えて救い出した。
ネシャートが、私に水を浴びせてきた。
「うわっ!」
「あはははっ!おにい、ぼーっとしてた!」
急に水を被ったモノだから、鼻や耳に水が入ってきた。
「ジャ……」
慌てた女中など目に入らず、俺はネシャートとの遊びに、夢中になっていた。
「この~ネシャのいたずら好き!」
「あははは!」
ネシャートを追いかけ、後ろから抱き抱えると、元気のいい彼女は、俺の腕の中で、大いに暴れた。
「あっ!止めろってば、ネシャ!」
暴れるネシャートを、水の中に落とすまいと足を踏ん張ると、それがまずかったのか、俺とネシャートで、水の中に転んでしまった。
「ジャラール王子!」
「ネシャート王女!」
それぞれの女中が、水の中に屈んだ。
一番血相を変えていたのは、母上だった。
「ネシャート!ネシャート!!」
自ら水の中に顔を入れ、ネシャートを水の中から、抱えて救い出した。