オレ様御曹司 と 極上KISS


「下森さん。ちょっといいですか?」

会議室から出た時見かけた下森さんに声をかけた。

「あ、専務。どうされましたか?」

下森さんも会議だったらしい。
別の会議室から出てきたところだ。

「なおのことです。」

「なお?って一条さんのことですか?」

下森さんはちょっと驚いた顔。

「ええ。なおは僕の秘書だけじゃないってことです。」

「え?って・・・。じゃあ・・
そ、そうですか。わかりました。」

下森さんが慌てて答える。

「そういうことなんで、よろしく。」

これで、下森さんもなおを誘うことはなくなる。


絶対、誰にも渡さない。

ちょっとでも近づきそうなやつはみんな排除してやる。
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