オレ様御曹司 と 極上KISS
~一条なおside~

「なお~!わたしこれでおかしくないかしら?」

ナンシーがさっきからそわそわしている。


そう、今日、わたしは翔と結婚する。


ナンシーには母親代わりをお願いしていた。

3日前に東賢太郎と一緒にやってきたナンシー
ははじめての日本に大喜びだったらしい。

そこへ、半年前に結婚した佳那が大きなおなかをかかえてやってきた。

「なお、綺麗・・・。そのウエディングドレス・・・すごい・・。
さすが、御曹司の結婚式ともなると・・・テキトーにはできないものね・・・」

わたしはあまり派手にはしたくなかったが、それはKNグループとして許されるわけはなかった・・・。

今日のウエディングドレスもティアラもアクセサリーも全部有名デザイナーによるもの。

まず婚約発表からはじまり、今日まで仕事もそこそこにずっと結婚式の準備に大忙しだった。

会場にはいろんな会社の関係者や政治家、スポーツ選手などが五万といる。

「佳那・・・ほんとわたし緊張してるよ。久々に・・・。」

「何言ってんのよ。なおならやりとげるよ。」


いや、ほんとに緊張してるから・・・。

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