オレ様御曹司 と 極上KISS

なんか・・・ふわふわで気持ちいい・・・
いつもとちがうかんじ・・・

まどろみの中でゆっくりと意識がはっきりしてきて目が覚めて、いつもとちがうベッドで寝ていることに気づく。

あれ？

だんだんと昨夜の記憶がよみがえってくる。

「ソファで寝てたはずじゃ？」

ガバっと起き上がってまわりを見回すと、翔が寝ていたはずのキングベッドで寝ているではないか。

そして・・・

翔はいない。

え？

しばらく考えていたら、かすかにドアの向こうで音がしているのに気づいた。

翔？

ベッドから降りると昨晩のドレスはちゃんと身に着けたままだった。

ちょっとほっとして、ドアを開けてリビングに向かった。