オレ様御曹司 と 極上KISS
「あ、起きた?
昨日悪かったな。送ってもらって。」

翔はシャワーを浴びたのかバスタオルを巻いて上半身裸で頭を拭いている。

適度についた胸筋と割れた腹筋に思いのほかドキッとしてしまった。

なんか着てほしい・・・。

「いえ。もう大丈夫なんですか?」

意外と顔色はよく、昨夜の青ざめた顔はどこかに消えていた。

「ああ。おかげさまで。
おまえもシャワーあびてこいよ。」

「いいんですか?」

「ああ、朝ごはん用意しとくよ。」


バスルームに行くとそこはまるでホテルのスイートルームのようで・・・
ってスイートルームなんて行ったことないけど・・・
その豪華さにまた驚きながら、化粧を落としシャワーをあびる。

さっぱりして脱衣所にでると、パーカーが置いてあった。

これ着ろってこと?

翔の長めのパーカーのようだ。

昨日来ていたドレスを身につけるわけにもいかないし、それを1枚着るとシャワールームを出た。
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