オレ様御曹司 と 極上KISS
「それは・・・」

あなたがいろっていったから・・・。

その言葉は翔の荒々しいキスにかき消された。

突然のキス。

最初ビックリして、ささやかな抵抗を試みてみたけど、翔のキスがあまりにもうまくて、とろけそうで、頭の中がクラクラしてしまったわたしは、膝をガクッと落としそうになった。

翔がわたしの腰に手を回して支えなかったら崩れ落ちていたにちがいなかった。

身体の奥がとろけそう・・・。

「俺のうちに朝までいてなにもなしで帰れると思った?
帰すかよ?」

翔はそう言うとわたしを軽々と抱き上げ、ベッドルームにお姫様抱っこで運んだ。

わたしの身体はすでに翔のキスで熱を帯びており、大嫌いなオトコなのにもかかわらず身体はすでに翔を求めていた。
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