オレ様御曹司 と 極上KISS
以前ロス支社長だった翔はロス支社では大歓迎され、みんなが翔のまわりに寄ってきては挨拶する。
わたしはなんとなく蚊帳の外で後ろで秘書らしく無口に控えてるしかなかった。
「あら。
あなたが翔の新しい秘書のなおね。」
気さくに声をかけてくれたのはナンシーという50代くらいの女性だ。
聞けば、ロスでの翔の秘書をしていたらしい。
「かわいいわねー。わたしは息子しかいないのだけれどあなたみたいな娘が欲しかったわ~。」
ハグで挨拶を交わした。
「翔ってワガママで大変でしょ?」
コソッととナンシーが耳元で囁いてクスッと笑った。
今は新しい支社長の秘書をしているらしい。
母のような包容力のある女性で仲良くなれそうな気がした。
しばらくナンシーと話し込んでいたら今のロスの支社長が入ってきた。
「ナンシー。翔が来てるって?」
「あら、賢太郎。
そうよ。今ごろみんなにもみくちゃにされているでしょうよ。
こちらは翔の秘書のなおよ。
わたしの娘になってくれるって。」
ナンシーが笑って紹介してくれた。
「はじめまして、一条なおです。
専務の秘書をさせていただいております。」
支社長は同い年くらいの好青年と呼ぶにふさわしいさわやかな青年だった。
「え?一条なお?」
わたしはなんとなく蚊帳の外で後ろで秘書らしく無口に控えてるしかなかった。
「あら。
あなたが翔の新しい秘書のなおね。」
気さくに声をかけてくれたのはナンシーという50代くらいの女性だ。
聞けば、ロスでの翔の秘書をしていたらしい。
「かわいいわねー。わたしは息子しかいないのだけれどあなたみたいな娘が欲しかったわ~。」
ハグで挨拶を交わした。
「翔ってワガママで大変でしょ?」
コソッととナンシーが耳元で囁いてクスッと笑った。
今は新しい支社長の秘書をしているらしい。
母のような包容力のある女性で仲良くなれそうな気がした。
しばらくナンシーと話し込んでいたら今のロスの支社長が入ってきた。
「ナンシー。翔が来てるって?」
「あら、賢太郎。
そうよ。今ごろみんなにもみくちゃにされているでしょうよ。
こちらは翔の秘書のなおよ。
わたしの娘になってくれるって。」
ナンシーが笑って紹介してくれた。
「はじめまして、一条なおです。
専務の秘書をさせていただいております。」
支社長は同い年くらいの好青年と呼ぶにふさわしいさわやかな青年だった。
「え?一条なお?」